役場マチドマの水槽の中にいるクチバシカジカが卵を産みました。

 クチバシカジカとは、名前のとおりカジカの仲間ですが、詳しい生態はまだよくわかっていません。また、繁殖が確認されているのは、日本で志津川湾と女川湾だけという大変珍しい魚です。

 ちょうど今(12~1月)が産卵の時期で、オスが卵のお世話をし、子育ては2か月ほど続きます。

 この水槽は、1月21日頃に復旧した自然環境活用センター(戸倉公民館内)に引越す予定で、その後、卵たちは北海道大学でふ化されます。

 役場へお越しの際は、マチドマにお立ち寄りいただき、かわいいクチバシカジカたちの子育てをぜひ見守ってあげてください。

(同居しているダンゴウオも、卵の上の方からクチバシカジカの子育てを応援しています。)