東日本大震災の津波によって町は壊され、そして多くの物は海に流出しました。歌津地区のコンビニエンスストア前にあった赤いポストも流出したものの1つでした。ポストは、震災から1年9カ月後、約2,400㎞離れた沖縄県西表島で発見。そのことをきっかけとして開催されることとなった歌津復興夏祭り。

 8月5日(日)、歌津復興夏祭り2018が南三陸ハマーレ歌津特設会場で開催されました。

 ポストくんコンサートやスポーツめんこ大会「デングリー」、マドロス踊りやHop Kids Club 南三陸体操教室によるダンス披露などがありました。また、震災が縁となり関係が深まった沖縄県から喜舎場青年会によるエイサーの演舞が披露されると会場は大いに盛り上がりました。

 祭りを通じて、来場者・参加者が笑顔になり、そしてたくさんの元気をもらいました。