結の里オープン

 東日本大震災後、高台造成地に整備された志津川東地区復興住宅。この復興住宅に隣接して高齢者生活支援施設「結の里」が平成30年4月27日にオープンしました。施設は木造平屋建て、面積は約520平方メートル。定員17人のデイサービス施設や居宅介護支援施設、高齢者見守りなどの機能を兼ね備えた複合的福祉施設となっています。

 施設に隣接する復興住宅は、入居者の半数以上が高齢者であるため、団地では以前から、サークル活動やイベントを通したコミュニティづくりが行われていました。その流れを引き継ぎ、この施設では「交流」を軸としています。そして、地域に親しまれる施設にするべく、施設の愛称は公募により決定。名前は「結の里」。「手と手を結ぶ 笑顔を結ぶ 心を結ぶ」という意味が込められています。

 高齢者生活支援施設「結の里」が、このまちに暮らす人々にとって、安心して暮らしていける場となるとともに、多世代間交流ができるコミュニティづくりの場としての期待が寄せられています。