3月11日は「みやぎ鎮魂の日」です。東日本大震災から11年がたちました。今年も校舎屋上に半旗を掲げるとともに,旧市街地を見下す校庭で追悼朝会を行いました。始めに震災で亡くなられた多く方々に一分間の黙祷を捧げました。その後校長から追悼の日の話などがありました。校庭から見下ろす旧志津川市街地は,大地震の後の大津波で甚大な被害を受けましたが,損傷した建物やがれきの山はなくなり,今では旧防災対策庁舎と旧高野会館が残るだけです。10mの盛土の上には新しい道路や商店街,復興祈念公園,中橋などが建設され,堤防や河川も整備されました。年内オープン予定の「道の駅」と震災伝承施設「3.11メモリアル」の建設が急ピッチで行われています。潮風をうけながら黙祷する子供たちに,11年前にふるさとに何があったのかをしっかりと伝えるとともに,ふるさとを愛し志のある未来を創造する子供に育てていくことが私たちの責務と思わずにはいられません。また,国内外から多くのご支援をいただいたことに感謝の気持ちをもつことも忘れないでほしいと思います。