3月5日に1年生と5年生が八幡川で鮭(シロサケ)の稚魚の放流を行いました。5年生は総合で鮭の学習を行っています。昨年12月初旬に八幡川に遡上する鮭漁を見学後,理科室で稚魚の飼育を行っていましたが,このほど10センチほどに成長しました。昨年の放流は臨時休業中のため中止となったことから2年ぶりの活動となりました。成長してふるさとの川に戻ってくるまで4年かかることから,4年後に5年生となり鮭について学ぶ1年生も毎年放流体験に参加しています。町農林水産課の方から放流の仕方などについて説明をいただいた後,5年生と1年生がペアになり,バケツに入っている数十匹の稚魚をそっと八幡川に放ちました。「元気で戻ってきてね」「4年後まってるよ」と優しく声をかけると,稚魚は少し温んだ川の中を元気に泳いでいきました。今回も町農林水産課と志津川淡水漁業協同組合の方々にご協力をいただきました。また,今年の10月2・3日に本県で行われる「第40回全国豊かな海づくり大会」の「令和3年3月の大会記念リレー放流」の一環としても実施されました。