南三陸町は,女川原子力発電所から30km圏内の位置していることから,本校では毎年原子力対応の避難訓練を実施しています。本日,南三陸消防署の4名の署員,南三陸町総務課危機対策係の千葉様を講師に迎え,休み時間を利用して実施しました。子供たちは,屋内避難の校内放送を聞き,すばやく教室に移動。先生方もカテーテンを閉め,換気扇を止める措置をとるなど,本番を想定しての訓練となりました。その後,「少年消防クラブ」の活動として,防災についての講話を学年部ごとに聞きました。1年生は校内の防災設備,2年生は地域の防災施設について教えていただきました。そして中学年は消防署の仕事,高学年は災害が起きた場合の対応など,写真や映像をまじえながら具体的に教えていただきました。災害は,いつ起きるか分かりません。こうした訓練や学習を繰り返し行うことで,子供たちの防災意識が高まり,命を守るための行動ができるようになると考えます。とても良い学びの機会になりました。