今年度の目指す児童像の一つに「読書に親しむ児童」を掲げています。昨年度より図書室の開放日を増やしたり,週2回の朝読書タイムを設定したりすることで,読書の楽しさを知り,読書習慣が身に付くよう実践しています。その一環として,教師による読み聞かせも継続的に実施しています。今回は,養護教諭が低学年児童に,3年生担任が中学年児童に,4年生担任が高学年児童に,それぞれの先生がセレクトした本を読んで聞かせました。子供たちは,担任ではない先生に読んでもらうことで,興味津々な様子で聞き入っていました。高学年では,ヨシタケシンスケさん著書の『ふまんがあります』という絵本でした。子供たちは,登場人物である子供と大人のそれぞれの行動や気持ちに「自分も同じ」と共感していたようです。こうしたことがきっかけで,「同じ著者の本を読んでみようかな」と思ってくれたらうれしいですね。