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とぐらじんじゃ(とぐらはでんや)
戸倉神社(戸倉波伝谷)

戸倉神社(戸倉波伝谷)

 戸倉明神とも呼ばれ、旧水戸辺村の鎮守様です。祭神は竹内大神、国常立尊、天児屋根尊(タケノウチノオオカミ、クニトコタチノミコト、アマツコヤネノミコト:竹内大神とは武内宿祢のことで大和朝廷の時代に五代の天皇に仕えたとされる人物、国常立尊は日本神話の根源神とされ、男性神の水の神、天児屋根尊は別名「春日大権現」とも呼ばれ、天照大神が岩戸に隠れたとき、祝詞をあげた神様で中臣鎌足を祖とする藤原氏の氏神)の3神です。戸倉明神の勧請由来は、横山不動尊(津山町)と共に百済国より船に乗ってこの地に漂着したという伝承が残っています。祭日は旧暦の3月と9月の2日とされ、春の祭礼では3,4年に一度神輿渡御が行われ、秋の祭礼では町指定の民俗芸能、本吉法印神楽が奉納されています。

【2005.04.17撮影】

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