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くすしじんじゃ(とぐらたきはま)
久須志神社(戸倉滝浜)

久須志神社(戸倉滝浜)

 滝浜海岸の東の丘陵部中腹にある神社で、祭神を少彦名尊(スクナヒコノミコト:スクナヒコは農業や商業の神様であるとともに縁結びの神様ともいわれる大国主=オオナムチの対の神といわれ、大国主の協力神とされています)としています。言い伝えでは、文政年中(1818~30)、仙台藩十二代藩主、伊達斎邦(だてなりくに)公が眼病を患った際、夢枕に立った神のお告げで滝浜村の久須志神社に祈願したところ快癒したということから社殿を作り尊崇されたとされ、改築に際しても過分な宝物を賜ったと言われます。この社は、かつて薬師如来を祀っていたこともあることから、地元ではお薬師様と呼ばれています。

【撮影日:平成21年4月】

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