「語り部から防災を学ぶ」

 6月8日,6年生がさんさん商店街と震災復興祈念公園で防災学習をしてきました。東日本大震災発生当時,中学2年生だった阿部悠斗さんが語り部となって教えてくださいました。16メートルもの巨大津波が押し寄せ,4階建ての建物をあっという間に飲み込んだことなど町の被害の大きさや怖さに加え,震災当時,中学生が実際にどんな活躍をしたのかもお聞かせいただきました。「話の中にはテレビなどでは語られない未知の情報がたくさんあったので,まだ知らない次の世代につないでいきたいと思いました。」と帰校した6年生が感想を教えてくれました。

 

 

 

  

    子供たちは,この場所が多くの人の安全への願いが込められた場所であることにも気付きました。これから,今日の学習を生かして,ふるさと南三陸町を今よりさらに安心・安全な町にするために,自分たちに何ができるのか,そして,何を伝えていくべきかを考えていくのだと思います。子供たちがどのように考えまとめていくのかとても楽しみです。御協力くださいました皆様ありがとうございました。