総合的な学習の時間 防災「津波からいのちをまもろう!」 

 11日には保護者に向けて発表をしましたが,少し修正を加え,2年生に向けて2回目の発表会を開きました。東日本大震災の翌年に生まれた3年生は,津波を体験していません。けれども,DVDを見て,インタビューをして,実際に被災した学区を歩いて調べて,思っていた以上に津波が恐ろしいものであることを知りました。様々な体験学習で慣れ親しんでいる海が,姿を変えることを知りました。海の子であるからこそ,安全な避難場所についての知識が必要であることを実感した子供たちでした。

 

 

 

 この「津波からいのちをまもろう!」の学習では,たくさんの方々の御協力をいただきました。危険箇所調査では,南三陸消防署歌津出張所の皆様方に同行いただき,明治時代や大正時代の津波も含めて,これまでの被害について教えていただき,コミュニティーセンターなどの避難場所についても説明いただきました。また,東京屋さんや地域の方々からも,東日本大震災時の様子を教えていただきました。実際に経験した方の生の声は,子供たちの心に深くしみたようでした。多くの人に伝える役目を担っていることを自覚した子供たちは,「分かりやすく」を意識し,地図や絵やフリップを活用して発表しました。