3学年算数科「算数の見方・考え方」 

 昨日,満開の桜に出迎えられ令和3年度がスタートしました。いよいよ本日,授業開始です。3学年では,3校時目が算数科の授業でした。授業初日とあって,子供たちは教科書を使わず担任の春香先生自作問題に取り組みました。新幹線の座席に見立てたドットのうち,色が付いたドット数をどのように考えて求めるかという問題でした。2学年で学習したかけ算を駆使した様々な考え方が出されました。「ここまでは~さんと同じですが,次のところは~と考えました。」と,友達の発言を受けて考えを述べる姿に感心しました。

 

 

 この日,春香先生が子供たちに伝えたかったことは,既習を上手に活用するとこれから学習する問題を解くことができるということ,そして,大切なのは答えではなくそこに行き着くまでの考え方であり,1つの問題でもいろいろな考え方・見方ができるので,1つの考え方で満足するのではなく,多様な考え方に気がつくことができるよう算数科の見方・考え方を磨いていこうということでした。春香先生の問いかけに元気な返事と素早い反応が返ってくる3年生教室にお邪魔して,これからの1年間がますます楽しみになりました。