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きんほりにんぷくようのじぞう(いりやはやしぎわ)
金掘り人夫供養の地蔵(入谷林際)

金掘り人夫供養の地蔵(入谷林際)

 金掘り跡の脇に残る線刻の地蔵碑で、宝暦七年(1757)に安部泰武翁が書き残した「入谷安部物語」に補追したと思われる「入谷古今集」に「悪水のせきの上には金堀拾有余人の墓ありしと云ふ」と記されているものかと思われます。地元では「こうやさん」と呼び、治り難い病気にかかった人がここの若木二本を絡ませ、「解いて欲しければ病気を治してくれ」と願掛けすると不思議に治ったといい、戦後まで願掛けする人があったといいます。そうされることは樹木にとって耐え難い苦痛だから、ということですが、何故この場所なのかはわかりません。 【2004.08.26撮影】

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