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はちまんじんじゃ(いりやみずくちさわ)
八幡神社(入谷水口沢)

八幡神社(入谷水口沢)

 旧入谷村の鎮守で、藩政時代は真言宗満福院が別当を勤めていました。祭神として誉田別命(ホンダワケノミコト:第15代天皇である応神天皇の別称で、八幡大神とも呼ばれます)を祀ります。入谷八幡とも呼ばれ、旧暦の8月15日には例大祭が行われますが、祭では町の無形文化財にもなっている「入谷打ち囃子」が奉納されています。入谷八幡の由来にはこんな伝説が語られています。
 その昔、坂上田村麻呂が大竹の鬼神を退治したが、その後、龍福と弥惣という兄弟の蝦夷が北の奥山に潜み住んでいて凶作をもたらした。村人は困り果て藤原秀衡公にその討伐をお願いしたところ、源義経公がやってきて二人を退治した。入谷の八幡はその戦勝に感謝して建立された。

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