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きりそぎやま(とぐらきりそぎ)
切曽木山(戸倉切曽木)

切曽木山(戸倉切曽木)

 翁倉山から北東に走る稜線上の、標高412mを最高点とする台地状の山です。この山の西を西戸集落に向かって流れ下る沢を「金ヶ沢」と呼びますが、その金ヶ沢から稜線を越えた反対側の「ぬかり沢」にかけては金の富鉱脈だったらしく、藩政時代から明治・大正・昭和と断続的に掘り続けられ、一時は「金ヶ沢金山」として国の準重要鉱山に指定されたこともありました。現在ではすっかり草に埋もれてしまっていますが、ずり石の堆積に往時の賑わいが感じられます。【2006.06.29 戸倉在郷から撮影】

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