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とりごにあ(さんかくがい)
トリゴニア(三角貝)

トリゴニア(三角貝)

 細浦海岸の中生代ジュラ紀層に多く見られる二枚貝化石で、貝殻の形からギリシャ語で tri (三) gonia (角)と名付けられました。上の写真を見ても爪で押したような模様ばかりで三角形の貝殻が見あたりませんが、長年の間に貝殻本体が溶けてなくなってしまい、貝殻の痕跡だけが周りの岩に残ったためで、これらは印象化石と呼ばれます。アンモナイトやモノティスなども、印象化石として産出することが多いようです。
【2006.06.24 志津川細浦にて撮影】

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