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じしんつなみきねんひ(しづがわしおみ)
チリ地震津波記念碑(志津川汐見)

チリ地震津波記念碑(志津川汐見)

 昭和35年(1960)5月21日、地球の裏側の南米チリで大きな地震が起きました。23日にも激しい地震が発生し、その地震による津波はハワイ諸島でも60名の死者を出す大惨事となりました。日本でもその地震については判っていたものの、まさか地球の裏側で起きた津波が太平洋を渡って三陸沿岸に押し寄せるとは考えもしなかったようです。
 津波は5月24日の未明に到達し、波高約5メートルの津波により多くの人命や家屋が失われました。写真は、その被災から30年を記念し、汐見町の松原公園に平成2年(1990)に建立されましたが、皮肉なことに東日本大震災による津波で倒壊してしまいました。

【2009.04撮影】

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