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しづがわわんのみやましきみ(まちしてい しづがわわん)
志津川湾のミヤマシキミ(町指定 志津川湾)

志津川湾のミヤマシキミ(町指定 志津川湾)

 高さ1mほどの常緑低木で、春になると香りのある白花を枝先にたくさん咲かせます。志津川の街区の東に浮かぶ荒島は、日当たりの良い南~東側がタブノキ林になっており、その林床にこのミヤマシキミが大きな群落を作っています。志津川街区では昔から正月の魔除けにこの植物を燻(いぶ)す風習がありました。分布の中心は関東以西で、志津川湾のものは自然分布の北限に近いものと考えられています。

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