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しづがわのたろうぼうのすぎ(けんしてい しづがわそではま)
志津川の太郎坊の杉(県指定 志津川袖浜)

志津川の太郎坊の杉(県指定 志津川袖浜)

 荒沢神社境内に残る大杉で、樹高約42mもあります。樹齢は八百年以上とされていますから、そのとおりだとすれば平安時代からあった杉ということになります。この境内には「次郎坊」と呼ばれる大杉もありましたが、昭和三十三年の台風で倒れてしまいました。かつては鬱蒼とした杉木立だったらしく、仙台城の大手門前を流れる広瀬川に大橋を架けるとき、荒沢神社の杉を伐って筏に組んで海上を仙台城下まで運んだと言われています。

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