町指定文化財 合木船(かっこぶね)の修復 その5
その5 カタウケ
次の工程は、加工したシキを船体の寸法に合わせるための準備です。型板に寸法をとり、それをシキに写す作業で、カタウケと言います。
縦2本・横4本の板で型板を作ります。それをシキの上に置き、カナオレからの長さを記していきます。
下記の画像で横線に斜め縦線2本引いてあるのは、カナオレから2寸の長さであることを表しています。
また型板にはシキに打たれた釘の位置と方向も一緒に記しておきます。そうすることにより新しいシキへ同じ位置の釘穴を復元します。
登録日: 2015年8月27日 /
更新日: 2015年8月27日