のうはだて
のうはだて
1月11日は「ノウハダテ(農はだて)」といって、農家の仕事始めの行事です。年男(その家の戸主)は早朝から馬具の荷鞍モドツ・ハラゲエ・口籠・馬靴・代かき縄・馬鍬縄などを作ります。この藁仕事を終えると正月飾りのお供え餅を下ろしアサナガシ(朝食前の間食)に食べさせます。また年越しの際に臼伏せの升に入れたお供え餅を取り出し、「作試し」といってそれぞれの餅に付いている米の多少でその年の豊凶を占います。写真は臼伏せの臼を持ち上げ、中のお供え餅を取り出そうとする風景です。
【2006.01.11 ひころの里 松笠屋敷にて撮影】