このページをプリント

はざわとうげ(いりや)
羽沢峠(入谷)

羽沢峠(入谷)

 朝日館や大雄寺のある水尻川を遡ると、入谷大船集落を経て羽沢峠へと至ります。また、八幡川流域から黒森の沢を遡ってもこの峠に至り、下れば旧登米町(現登米市)の羽沢地区です。宝暦年間(1751~1764)、入谷の猟師が仕留めたイノシシを巡って登米側と境争いになりましたが、首尾よくこれに勝訴したことを祝って入谷八幡に現在の「入谷打囃子」が奉納されるようになったと古文書は伝えています。写真は峠から見た水尻川源流部で、遠景は志津川湾に浮かぶ荒島と椿島です。【2006.05.12撮影】

前のページに戻る