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だいおうじのいたび(しづがわたじりばたけ)
大雄寺の板碑(志津川田尻畑)

大雄寺の板碑(志津川田尻畑)

 板碑は中世に盛んに建てられた供養碑で、文献資料の少ないこの地方の中世を考える上で貴重な史料となるものです。大雄寺参道には大型の板碑が2基あって、応安4年(1371)及び5年(1372)の年号が刻まれています。応安4年碑には「平甲州廣連」とあり、葛西氏以前に朝日館に拠って志津川地方を治めていた千葉甲斐守廣連の供養碑とされています。
【2006.10.10撮影】

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