色とりどりの和紙の灯籠が石段に並べられ、夜の神社の境内がやさしい灯りで照らされている様子の写真

十五夜ですね。
今日は一日秋晴れが続くとのこと、今からお月見が楽しみです。

9月半ばの三連休。
南三陸の各所で秋のお祭りが開かれていました。

上山八幡宮ではボランティアさんや地元の若い方の協力を得て「復興!秋まつり」を開催。

写真は14日の宵宮祭の模様です。

境内に子どもたちお手製の灯ろうが燈されました。

色とりどりの和紙の灯籠が石段に並べられ、夜の神社の境内がやさしい灯りで照らされている様子の写真

三重県から伊勢大神楽の奉納。

神社の境内で白い上着に袴を着けた神楽の舞手たちが、鈴や扇を手に持ち、夜の灯りの中で舞を奉納している様子の写真

そしてかがり火の中、50人余りの観客の前で
本吉法印神楽会による夜神楽が奉納されました。

神社の舞台で、華やかな衣装をまといお面をかぶった舞手が鈴や扇を手に持ち、提灯の灯りに照らされながら神楽を舞っている様子の写真

翌日15日、入谷地区では「入谷打囃子」が行なわれました。

昼間の神社の境内で、色鮮やかな花飾りがついた神輿の前で獅子舞が披露されている様子の写真

地区の1年の繁栄を願って行なわれる入谷打囃子。
神輿と華やかに着飾った人々が入谷八幡神社から大きな松の木までを練り歩いてお囃子をご奉納します。

白装束を着た人々が太鼓を鳴らしながら農業用ビニールハウスが両側にある、神社までの道を練り歩いている祭りの様子の写真

震災の年は行なうことができませんでしたが去年より再開され、今年は地区の人々が1ヶ月以上も前から準備を重ねてきたそうです。

心配されていた雨も幸い強くならず、誰もが彩りに溢れたお囃子を楽しみ、豊穣と復興を祈ることができました。

広い田んぼの中の道を、白装束の人々がのぼり旗や神輿を担ぎながらねり歩き、見物人や参加者が周囲に集まっている様子を写した写真

同じく15日、志津川保健センター駐車場では音楽イベント「南三陸MUSIC FESTIVAL」が開かれていました。

屋外の特設ステージで5人編成のロックバンドが演奏を行い、ステージ前には観客が集まり音楽を楽しんでいる様子の写真

「町の人たちを笑顔にしたい」と願う地元の音楽好き達の手で開催されたフェスティバル。
T-BOLANさんはじめ数々のアーティストの協力により、一日通して盛り上がりを見せた大イベントとなりました。

ライトに照らされた夜の屋外ステージで歌手が情熱的に歌い、その下でたくさんの観客たちが手を挙げて演奏を楽しんでいる様子の写真

まだ完全な形ではないものの、かつてあったイベントや伝統行事等が再開されつつあります。
人々は少しずつ元の暮らしを取り戻しているようです。

木製の山車の中で、色鮮やかな祭りの衣装を身にまとった子どもたちが太鼓を演奏している様子を写した写真

(日比谷)

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