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いわうちわ
イワウチワ

イワウチワ

 奥山に春を告げる愛らしい植物です。やせた尾根地を好み、葉が団扇型をしていることからこの名があります。フクジュソウやカタクリも含めて、春の早い時期に真っ先に花を咲かせ、樹木の葉が繁る頃には姿を消してしまう植物を総称して「スプリング・エフェメラル」(春のはかないもの)と呼びます。春の日差しを受けて得た養分を、球根や地下茎に蓄えて次の春を待っているわけです。 【2005.04.14 戸倉水戸辺川上流にて撮影】

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