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みとべがわ(とぐら)
水戸辺川(戸倉)

水戸辺川(戸倉)

 翁倉山に源を発し、左右の山並みからの沢水を集める水戸辺川は、戸倉半島でもっとも大きな川です。上流一帯は国有林になっており、自然度の高い森林がまだ残されていて、イヌワシをはじめとした貴重な野生動植物の棲息地でもあります。これらの山々から運ばれた土砂によって、河口には干潟が形成され渡り鳥たちのオアシスになっていましたが、残念なことに半ば以上が漁港整備のために失われてしまいました。近年では中流域での水枯れもひどく、夏になると乾いた川床をさらしています。山と海に抱かれて暮らす私たちにとっては看過できない風景になっています。 【2006.06.29 水戸辺川水門から撮影】

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