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ものてぃす(さらがい)
モノティス(皿貝)

モノティス(皿貝)

 中生代三畳紀後期に栄えた二枚貝の一種で、楕円形や半円形の殻を持ち、固まって産出することで知られる化石です。南三陸町でも歌津皿貝地区を中心に密集した化石群層を形成していますが、明治14年に地質調査のためこの地を訪れたドイツ人地質学者、エドムント・ナウマン博士によってモノティス化石であることが明らかにされ、日本の三畳紀研究、あるいは北上山地の地質学的研究の先駆となりました。
【2006.06.12 歌津「魚竜館」にて撮影】

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