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うしろやまだてあと(とぐらながしず)
後山館跡(戸倉長清水)

後山館跡(戸倉長清水)

 戸倉長清水集落の西を区切る尾根上にある館跡で、「古城書上」には須藤但馬の居館とあり、現在でも館下に須藤姓の一族が暮らしています。戦国期に飯野川近辺を支配した名門・山内首藤家の分かれと考えられ、正月飾りなど現在でも独特の風習を守り伝えています。館跡北端には長清水浜鎮守の二渡神社が祀られていますが、付近には黄金の鶏にちなむ伝説があり、また最近まで鶏を食べないなどの禁忌もあったということです。 【2006.07.12撮影】

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