高齢者虐待の背景には、介護負担、仕事や経済面といった生活上の問題など、様々な要因があります。高齢者虐待は誰にでも起こり得る、身近な問題です。虐待をしている家族などに自覚がない場合も少なくありません。

 しかし、高齢者虐待は高齢者の人権を傷つける行為であり、どのような理由があっても起こってはならないことです。早期に発見し、対応することで問題の深刻化や重篤化を防ぐことができ、高齢者も家族なども救うことができます。

高齢者虐待には、さまざまな形態があります

身体的虐待

  • たたく、つねる、なぐる、ける、やけどを負わせるなど
  • ベッドに縛りつける、部屋に閉じ込めるなど

心理的虐待

  • 排泄などの失敗に対して恥をかかせるなど
  • 怒鳴る、ののしる、悪口を言う、無視するなど

介護・世話の放棄・放任

  • 十分な食事や水分を与えない、必要な医療・介護を受けさせないなど
  • おむつを放置する、劣悪な状態や住環境の中で生活させるなど

経済的虐待

  • 本人のお金を渡さない、使わせないなど
  • 本人の年金、預貯金などを本人の意思・利益に反して使用するなど

性的虐待

  • 排泄の失敗などに対して懲罰的に下半身を裸にして放置する
  • わいせつな行為を強制するなど

連絡ください

虐待かどうかを判断する必要はありません。高齢者や介護をしている家族の様子がおかしいと感じたとき、「虐待かも…」と思ったら、迷わず保健福祉課高齢者福祉係または地域包括支援センターへご相談ください。

誰が相談・連絡したのか、周囲に漏れることはありませんので、安心してご相談ください。

相談・問い合わせ先

  • 保健福祉課高齢者福祉係 電話:0226-46-3041
  • 地域包括支援センター 電話:0226-46-5588

この記事に関するお問い合わせ先

地域包括支援センター
〒986-0725 宮城県本吉郡南三陸町志津川字沼田14番地3
電話:0226-46-5588
ファックス:0226-46-5225
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