定置網揚体験で大人の方が引き上げている網から、タモで魚をすくっている子供たちの写真

 7月26日(木曜日)、KODOMOラムサールプレ企画「定置網揚体験」を行いました。

 KODOMOラムサールとは、各地で自然に関わる活動をする子どもたちが交流をしながら体験学習するプログラムのことで、来年の2月に全国から子どもたちを集め、南三陸町で開催します。今回は、そのプレイベントということで、地元の小学4年生から6年生を対象に南三陸の海の豊かさを知ってもらおうと定置網揚体験を実施しました。

 参加者は、荒砥漁港から約1キロメートルの沖合に設置された定置網に移動し、定置網揚を体験。トビウオやタコ、ヒラマサ、サバ、イナダ、タナゴなど数十種類の魚が網に掛かっているのを見て歓声を上げていました。簗瀬空くん(小学5年生)は、「大きい魚が取れて楽しかった。こんなに色々な種類の魚がいるとは思っていなかった」と南三陸の海の豊かさを感じていました。

 定置網揚体験後、参加者は、藻場の観察や取った魚の魚拓にも挑戦し、海のこと、そして魚のことについて学んだ1日となりました。

海に出ている定置網揚体験の参加者達を乗せた船を遠くから写した写真
海面近くを泳いでいるトビウオを写した写真
定置網にかかった沢山の魚を船に乗っている参加者の子ども達がタモを使ってすくおうとしている写真
黄色のライフジャケットを着た参加者の1人が2匹の魚を定置網からタモですくった写真
青いシャツを着た男性がトビウオを両手で持ち参加者達に見せている様子の写真
参加している子ども達が白いトレーに入った魚を触ったりしている写真
テーブルに敷かれた新聞紙の上の布巾に置かれた魚に、男の子が筆を使って墨を塗っている写真
魚拓をとった紙を眺めている参加者の写真
魚拓をとった紙を両手で持ちカメラに見せている男の子の写真