カキの種付け

水産加工場のような建物の前で、作業服と手袋を着用した数人の関係者が、大量の牡蠣の種付け作業を行っている様子の写真

 6月下旬の漁港などでは、カキ養殖のための種付け作業が見られます。
 ここでの作業は、カキの稚貝を付着させたホタテの貝殻を、10メートル位のロープに約30個挟み込みます。そして、ロープを回して貝殻が落ちないように締め付ける作業が繰り返されます。
 写真手前の女性の方は、80歳と話していましたが、とても手際よく作業をこなしていました。この皆さんは、4家族が“ゆいっこ”で作業しているそうです。
 “ゆいっこ”とは結い(ゆい)のことで、農業や漁業の作業を隣近所が無償で助け合うこと、またはそのグループのことで、小家族や若い後継者が居ない家庭などをみんなで助けあう、昔ながらのシステムです。
 結っこの皆さんは、1日2〜300本の挟み込み作業をするそうですが、終始とても賑やかで、楽しそうに世間話などで盛り上がりながら、作業を続けていました。
 このカキは、志津川湾で育てられ、順調に行けば来年の12月ころからの水揚げになるそうです。

撮影日:平成18年6月26日

プロ野球イースタンリーグ公式戦

観客席を埋め尽くした大勢の観客が、多数の赤い細長い風船を一斉に空へ解放しているプロ野球イースタンリーグ公式戦の様子の写真

 南三陸町誕生を記念して、プロ野球イースタンリーグ公式戦「楽天イーグルスvs東京ヤクルトスワローズ」が、6月18日(日曜日)、平成の森野球場を会場に開催されました。
 バレント選手が2ランホームランで活躍するなど、会場はとても盛り上がりました。
 試合終了後に松井監督は「南三陸町の皆さんから、まるで1軍のフルキャストスタジアムでの試合のような大きな応援に、とても感銘を受けました。選手たちも同様に感じたことと思います。この期待に応えられるよう頑張ります。呼んでいただければ、また来たい球場ですね。」と話してくれました。
 試合結果は2対2の同点。

撮影日:平成18年6月18日

おたまじゃくし

年配の男性と幼い男の子が、柄杓のようなものを持って座り込み、水の中にいるおたまじゃくしを熱心に探している様子の写真

 梅雨の晴れ間、小川はいつもより水かさを増し、音を立てて流れています。一面に水が張られた田んぼ。日が射しちょっと蒸し蒸ししています。この蒸し蒸しする感じを、「小川からのマイナスイオン」などと都合良く考えると、体に栄養を得た気分に変わります。
 あちこちで、草取りをする姿も見られます。その中で、田んぼでオタマジャクシをとるお祖父さんと男の子の姿を見つけました。
 撮影をお願いしてカメラを向けましたが、男の子は緊張してしまい、オタマジャクシが取れなくなってしまいました。緊張させて、ごめんなさいね。
 でも、その前にバケツにいっぱい取っていたみたいで、男の子はバケツを覗き込みニコニコしていました。
 カメラを向けながら感じたのは、田んぼの泥の匂いの心地よさ。いい匂いとは言えないのに、気分が落ち着く田舎の代表的な匂いです。

 撮影日:平成18年6月17日

子どもの本展示会

白地の壁に貼られた「子どもの本展示会」の文字の下で、複数の幼児と大人たちが床や低い台の上で絵本を選んだり読んだりしている様子の写真

 図書館と歌津公民館を会場に、子どもの本展示会が開催されています。昨年発刊された、子どもの本300冊を展示しています。歌津公民館には、伊里前保育所の子どもたちが自分で好きな本を選んだり、先生に読んでもらったりと楽しい時間を過しました。
 読み聞かせは、子どもとのコミュニケーションにもなりますし、生活を豊かにさせるメリットがあります。展示会は6月14日までですが、図書館と歌津公民館にはたくさんの本がありますので、ぜひご家族でご利用下さい。
撮影:6月14日

津波資料展

青い帽子をかぶった数人の子どもたちが、壁に貼られた大きな地図や写真を熱心に眺めており、左奥では関係者と他の子どもたちが話をしている津波資料展の様子の写真

 「津波資料展」が歌津公民館を会場に、6月9日から12日(午前9時〜午後5時)まで、開催しています。会場には、昭和8年の三陸大津波や昭和35年のチリ地震津波等の写真や資料などが展示されています。
 今日は、名足保育園と港保育園の児童が見学に来ていました。子どもながらに津波の恐ろしさを学び地震が来たら、どこに避難するかを地図を見ながら確認していました。
 津波を知らない世代に伝えるためにも、ぜひご家族でおいでください。

撮影:平成18年6月9日

開町式

照明が当たった広いステージで、スーツ姿の男性が中央の演台でスピーチをしており、後方の横長のテーブルには来賓らしき関係者が並んで座っている開町式の様子の写真

 話題が少しさかのぼりますが、5月17日(水曜日)町総合体育館「ベイサイドアリーナ」を会場に、「南三陸町開町記念式典」が開催されました。
 詳しくは、広報みなみさんりく6月号2ページ目をご覧ください。
 (広報紙のPDF版が、本サイトで見られます。左側の「メインメニュー」の「広報みなみさんりく」からご覧ください。)

撮影日:平成18年5月17日撮影

田束山山頂

広大な緑の山々と、その先に青い海と空が広がる絶景を背景に、3人の年配の人物がベンチに座り、遠くの景色を眺めながら会話している様子の写真

 田束山のつつじが終わりました。
 現在は緑が美しく広がっています。
 田束山は、見晴らしのいい頂上付近(田束山レストハウス前)まで車で行くことができ、障害者用のトイレも設置されているなど、高齢者にやさしい山です。
 車窓からも景色を楽しめますが、さわやかな山の風を感じながらベンチに座って太平洋を眺めるのもお勧めです。

撮影:平成18年6月1日

田束山つつじ状況4

真紅のツツジが左手前で咲き誇る丘の上の散策路で、木製の柵に沿って数人が歩いている晴れた日の田束山の写真

 田束山のツツジは、連日の晴天に恵まれ8分咲きといったところです。
 今年は、全体的には花芽の少ない年となりましたが、みごとに花を咲かせた株もあります。
 花の数が増えるにつれ観光客も増えているようです。今日も大型バスなどで訪れた大勢の観光客の姿が見られ、遊歩道をゆっくり散策しながら、鮮やかに咲くツツジ花を楽しんでいる様子でした。

撮影:平成18年5月25日

田束山つつじ状況4

手前の斜面いっぱいに真紅のツツジが緑の葉とともに咲き誇り、その奥には青い海と緑の山々、そして小さな集落が見下ろせる、高所からの田束山の写真

 5月21日(日曜日)の田束山つつじまつりイベントは、晴天に恵まれ大勢の皆様にご来場いただきました。ありがとうございました。
まつり期間は5月28日までですが、花は6月初めまで楽しめるのではないかと思います。
 つつじは、現在3分咲きといったところです。
(補足)川柳コンテスト(題:つつじ・田束山)も5月28日まで受け付けておりますのでぜひご応募ください。

撮影日:平成18年5月21日

愛鳥週間作品展

屋内の展示スペースで、大人1人と子ども2人が壁に貼られた児童の描いた鳥の絵や標語のようなもの、そして床に並べられた手作りの鳥の巣箱を鑑賞している、愛鳥週間作品展の様子の写真

 今日5月19日(金曜日)から5月22日(月曜日)までの間、「愛鳥週間作品展」が志津川郵便局(志津川字汐見町)を会場に開催しています。
 昨日行われた審査会で入賞した作品を中心に、町内の小中学生のポスターや標語、巣箱を多数展示しています。
 観覧時間は、午前9時から午後4時までです。郵便局が休みとなる明日20日(土曜日)と21日(日曜日)も国道側の専用入口から展示室に入場可能です。

 また、明日5月20日(土曜日)から5月25日(木曜日)までの間、「津波資料展」が南三陸図書館(志津川字汐見町)を会場に開催されます。
 こちらの開館時間は、午前9時から午後5時までです。土曜日、日曜日もご覧になれます。
 三陸沿岸は、昭和35年5月24日早朝、三陸沿岸は南米チリ地震による大津波の被害を受けました。忘れてはいけない津波の様子を写真や記録雑誌などで確認し、津波の体験をしたことがない若者や子どもたちに語り伝えるよう、ご家族の皆さんで、ぜひご覧ください。

撮影日:平成18年5月19日

田束山ツツジ状況3

石積みの擁壁と黒い柵が手前を横切り、その上に新緑の木々や開花し始めたつつじがみえる田束山ツツジ状況の写真

 暖かな日が続き、田束山つつじ園は、明るく色づいてきたようです。
 5月21日(日曜日)開催の「田束山つつじまつり」は、恒例の野点・大正琴演奏に加え、戸倉地区の「行山流水戸辺鹿子躍」が披露されます。
 また、川柳コンテスト(題:つつじ・田束山)は、5月28日まで田束山レストハウスに用紙・投句箱を設置していますのでぜひご参加ください。

撮影日:平成18年5月18日

田束山ツツジ状況2

石積みの擁壁の上に新緑の木々が覆い茂る丘があり、手前に「つつじまつり」と書かれた幟が立っている風景写真

 田束山のツツジが色づいてきました。
 例年ですと、つぼみで山が紅に染まり、咲き始めている時期ですが、今年は遅く、ようやく紅いのつぼみをちらほら見ることができます。
 昨日今日の暖かさが続けば、5月21日の「つつじまつり」までには、つぼみがふくらみ、咲き始めるのではと期待するところです。
 田束山山頂から、新緑の山々から太平洋を望むのも、すがすがしい気持ちになります。

撮影日:平成18年5月16日