ホタルの生息調査

暗闇の夜道で、二人の男性が白いガードレールのそばに立ち、懐中電灯を手にしながら、茂った木の生い茂る山側をじっと見上げているホタルの生息調査を行っている様子を写した写真

撮影:平成22年7月7日(火曜日)

7月7日(火曜日)、午後7時40分から9時10分まで、町内の主要河川でホタルの生息調査が行われました。
調査は、文化財保護委員と教育委員会の職員が中心となって行い、ボランティアとしてワシタカ研究会の方も参加しました。
4班編成で、歌津方面、入谷方面、戸倉・大船方面、大上坊・細浦方面を調査した結果、今年は大上坊地区が最も多く、約1,000匹のヘイケボタルが見られ、次に多かったのが水尻川上流(正鵠の森入り口付近)でのヒメボタル約600匹でした。
今年の傾向としては、ヘイケボタルとヒメボタルが多く観察され、ゲンジボタルは数が少ないようです。その原因としては、昨年の台風や大雨により、河川に生息するゲンジボタルが大きな影響を受け、比較的河川から離れて生息するヒメボタルなどは、あまり影響を受けなかったのではないかという意見が出されました。

ホシガレイの放流

浅瀬の水辺で青い長靴を履いた男性が緑色の網からホシガレイの稚魚を放流し、水中に泳ぎ出す様子と、左上の挿入写真で手のひらに乗せられた小さなホシガレイの姿が写された放流活動の様子の写真

撮影:平成22年7月5日(月曜日)

7月5日(月曜日)、戸倉波伝谷漁港でホシガレイの稚魚が放流されました。
この日放流された稚魚は、今年の4月に石巻市の宮城県水産技術総合センターから当町の海浜センターに搬入された4万尾の稚魚のうちの1万2千尾で、搬入されたときは3.6センチくらいの小さい稚魚でしたが、この日までに平均6.5センチまで成長しました。
稚魚が入った水槽を荷台に乗せた軽トラックが波打ち際の砂浜に寄せられると、管を使って一斉に放流!これまで水槽の中で暮らしてきた小さな稚魚たちは、自由な海に向かって元気に泳いでいきました。

長須賀海水浴場海開き

長須賀海水浴場の砂浜で、神主が青いシートの上に設けられた祭壇に向かって立ち、安全祈願を行い、参列者の方々が整列して見守っている様子の写真

撮影:平成22年7月1日(木曜日)

7月1日(木曜日)午前10時から、歌津・長須賀海水浴場の海開きが行われ、町関係者や民宿組合などの地域関係者約30人が集まり、シーズン中の賑わいと安全を祈願しました。
昨日までの雨模様がうそのように、ときおり日差しも差し込む天気となり、波が打ち寄せる音が静かに響き渡るなか、おごそかに神事が進められました。
歌津民宿組合の阿部喜久治組合長は、「長須賀海水浴場は湾内にあるため、遠浅で波が穏やかな海水浴場です。事故もなく安心して楽しめますので、家族や友達を誘ってお越しいただきたいと思います。」と話してくれました。
なお、本日からの海開きですが、監視員は7月17日(土曜日)から8月22日(日曜日)までとなっていますので、配置期間前に遊泳する際は、十分にご注意ください。

海開き情報

  • 【長須賀海水浴場】
    • 遊泳期間 平成22年7月1日(木曜日)〜8月22日(日曜日)
    • 問い合わせ 歌津総合支所地域生活課(電話0226-36-3921)
  • 【サンオーレそではま】
    • 遊泳期間 平成22年7月17日(土曜日)〜8月22日(日曜日)
    • 問い合わせ 産業振興課観光振興係(電話0226-46-1378)

入谷打囃子の練習開始!

体育館で、入谷打囃子の練習開始にあたり、整列した子どもたちが講師の方々に向かって一斉に頭を下げて挨拶をしている様子を写した写真

撮影:平成22年6月24日(木曜日)

6月24日(木曜日)、入谷小学校体育館で県の無形民俗文化財に指定されている「入谷打囃子(いりやうちばやし)」の開講式が行われ、これから打囃子の練習を開始する入谷小学校4年生から6年生の子どもたちへ、講師の先生から激励の言葉などが送られました。
入谷小学校では、総合的な学習の授業の一環として、4年生から6年生の子どもたち全員による入谷打囃子の伝承活動に取り組んでおり、今後10回の練習を経て、12月5日に行われる「南三陸町子ども伝統芸能発表会」での発表を目指します。
初めに、打囃子の指導にあたる講師の方7名(1名欠席)への委嘱状の交付と紹介が行われると、講師代表で「入谷の祭りと打囃子を伝承する会」会長の西城新市さんから「伝統を絶やすことのないよう、一生懸命練習してください。また、大きくなったら後輩たちに教えることができるように頑張って覚えてください。」と激励の言葉が送られました。
その後、獅子あやしの担当でパートリーダーを務める6年生の榊美春さんが、「今年は、昨年注意された動きなどを直すように練習に取り組みたいと思います。また、6年生として、4年生と5年生をまとめていきたいと思います。」と児童を代表して打囃子学習への抱負を話しました。

入谷打囃子については、下記のバーチャルミュージアムで紹介していますのでご覧ください。

南三陸町バーチャルミュージアム「入谷打囃子」

楽天イーグルス野球塾

数十名の児童が見守る中、代表の児童がピッチング練習で投球フォームをとっており、楽天ジュニアコーチが側で指導している野球塾の様子の写真

撮影:平成22年6月19日(土曜日)

6月19日(土曜日)午前9時から、楽天イーグルスのジュニアコーチによる「楽天イーグルス・野球塾in南三陸」が松原グラウンドで開催され、町内5つのスポ少野球チームから約80人の子どもたちが参加し、プロの指導に目を輝かせました。
楽天ジュニアコーチとして町を訪れたのは、元楽天イーグルスの山下勝充さんと沖原佳典さん。
前半は、打撃と守備に分かれ、それぞれの基礎についての指導が行われ、冗談を交えたユニークなアドバイスに、子どもたちからは、ときおり笑いもおきていましたが、元プロ野球選手からの指導を真剣に聞いていました。
ひととおりの基礎の指導が終わると、恒例となったお楽しみイベント「生き残りノック」の開始!
これは、子どもたち全員をセカンド側とショート側に並べて、一人ずつコーチのノックを受け、とれなかった人はグラウンドのの外に抜けていき、最終的に残った二人が優勝するというもの。優勝した二人には素敵なご褒美がプレゼントされます。
初めのうちは、手加減した簡単なノックでしたが、だんだんボールのスピードとコースが厳しくなっていき、次々と子どもたちの数が減っていきます。
グラウンドのまわりに集まった父母の皆さんたちから大きな声援が送られましたが、子どもたちが落球するたびに「あぁ〜!」とため息が…。
この日優勝したのは、二人とも伊里前ブルーオーシャンズの三浦大洲さんと小野健太郎さん。ご褒美の「楽天イーグルスのユニフォーム」を手にし、満面の笑顔を見せていました。

安全運転を呼びかけ

赤い法被と白い帽子をかぶった高齢の女性が、停車した白い乗用車の運転席に安全運転を呼びかけるチラシを手渡している交通安全啓発活動の写真

撮影:平成22年6月17日(木曜日)

6月17日(木曜日)、歌津皿貝地区の国道45号線パーキング沿いで、南三陸商工会が主催する「交通事故撲滅運動」が行われました。
参加したのは、南三陸商工会の役員、女性部、青年部の皆さん約20名で、警察署や交通指導隊の協力をもらいながら、通行する車両をパーキングに誘導し、緑茶の紙パックと交通安全啓発チラシが入った袋をドライバーに手渡しました。
この日は、当町でも最高気温30.1度を記録する暑い日となりましたが、参加した皆さんは「安全運転でお願いします!」と、笑顔で呼びかけていました。

小学生体育大会

学校のグラウンドで観客に見守られながらハードル走の競技に挑んでいる小学生体育大会の写真

撮影:平成22年6月9日(水曜日)

6月9日(水曜日)、松原グラウンドを会場に「南三陸町小学生体育大会」が開催され、町内の小学5年生以上の子どもたち約400人が18種目で競い合いました。
晴れ渡った青空の下、戸倉小学校6年生の三浦伸さんと阿部穂菜美さんが「精いっぱい競技することを誓います!」と選手宣誓をし競技開始。
会場のまわりには、子どもや孫の活躍を応援しようと、大勢の参観者が集まり、子どもたちは、その声援に応えるように、リレーや走り幅跳び、ソフトボール投げなどの競技に日ごろの練習の成果を発揮しました。

認知症サポーター養成講座

制服姿の多数の高校生が座って聴講する中、紫色のスカーフを巻いた男性が寸劇を披露している認知症サポーター養成講座の様子の写真

撮影:平成22年6月3日(木曜日)

現在、85歳以上のお年寄りの4人に1人が認知症を患っているといわれ、全国的に深刻な問題となっていますが、6月3日(木曜日)、志津川高校1年生を対象とした「認知症サポーター養成講座」が志津川高校第二体育館で行われ、認知症の症状や認知症の方への接し方などを学びました。
この講座は、認知症を良く知ってもらい地域で支え合うことを目的に、地域包括支援センターが「認知症サポーター100万人キャラバン」の一環として開催したもので、講座では、認知症は病気であり、周囲の皆さんの温かい支えが必要であることなどが話され、生徒の皆さんは真剣に話を聞いていました。また、先生と生徒による認知症の方への接し方をテーマにした寸劇も行われ、1時間程度の講座でしたが認知症について深く・楽しく学べたようです。

戸倉小学校体育館起工式

紅白幕がまかれた白いテントの下で参列者が見守る中、スーツ姿の関係者の男性が木製の鍬を使って砂山に手を入れる起工の儀式を行っている戸倉小学校体育館起工式の写真

撮影:平成22年6月2日(水曜日)

6月2日(水曜日)、来春完成予定となっている戸倉小学校体育館の起工式が行われ、町長をはじめとする町関係者や建設事業関係者など多数の皆さんが集まり、今後の工事が安全に進捗することなどを祈願しました。
戸倉小学校体育館は昭和40年に建築されましたが、老朽化が進んでいることから建て替えることが決まり、平成22年5月に解体工事が終了しました。
今回の体育館が完成すると、町内の学校施設の耐震化が100パーセント完了となります。
町長は、「来年の卒業式は新しい体育館で卒業式が行えるよう、安全に工事が進むことをお祈りします」と話しました。
新らしい体育館の概要は次のとおりです。

  • 構造:鉄骨平家建て
  • 面積:784平方メートル(旧体育館:441平方メートル)
  • 総事業費:240,489,500円(うち、国庫負担金等:153,125,000円)
  • 完成予定年月日:平成23年2月28日

田束山つつじの開花状況(平成22年5月25日現在)

鮮やかなピンク色のツツジの花が満開に咲いている田束山つつじの写真

撮影:平成22年5月25日(火曜日)

山頂のつつじもようやく八分咲きになりました。
今週末が一番の見頃になりそうです。

津波資料展・愛鳥週間作品展開催中

体育館の一角に設置された白いパネルに津波の被害を伝える写真が並び、青いラベルで分類された展示を4人の親子連れの来場者が見学している津波資料展・愛鳥週間作品展の写真

撮影:平成22年5月24日(月曜日)

5月25日(火曜日)まで、志津川公民館体育館を会場に、津波資料展と愛鳥週間作品展を開催しています。
チリ地震津波や三陸地方を襲った津波の写真などの関係資料を多数展示しています。また、同時に小中学生による愛鳥週間作品コンクールの作品も展示しています。
ご家族ご近所お誘いあわせのうえぜひご覧ください。
なお、愛鳥週間の作品展は、5月27日(木曜日)から6月1日(火曜日)までは、歌津公民館に会場を移動して開催します。

田束山つつじの開花状況(平成22年5月21日現在)

田束山の山肌に広がる緑の木々の中で、赤やピンクのつつじが密集して咲き誇り、遠景には山々や海がかすんで見える田束山のつつじの写真

撮影:平成22年5月21日(金曜日)

田束山のつつじの開花状況についてお知らせします。

今日現在、全体の「3割程度が開花」し、「7割程度はつぼみ」の状態です。

(補足)本日の撮影時、つつじを見にきた観光客の方から「お兄さん、このつぼみ見てみて!花が開いたのよりつぼみのほうがきれいじゃない?」と言われました。
23日(日曜日)の「田束山つつじまつり」までに満開になるのは難しいと思いますが、「つぼみと花」の組み合わせによる素晴らしいコントラストをお楽しみください。