ピカピカの1年生が入学式

教室でスーツ姿の保護者が見守る中、新一年生が席についており、嬉しそうな笑顔で元気よく右手を挙げて返事をしている入学式の教室での風景を写した写真

撮影:平成23年5月11日(水曜日)

5月11日(水曜日)、町内の8つの小中学校のうち、伊里前小学校、名足小学校、戸倉小学校、戸倉中学校、歌津中学校の5つの小中学校で入学式が行われました。津波で校舎が被害を受けたため、伊里前小学校の多目的室で入学式を行った名足小学校では、13名のピカピカの1年生が入学式を迎えました。
なれない緊張のせいか表情が少しかたかったのですが、先生に名前を呼ばれると、みんな元気に笑顔で返事をしていました。
5月12日(木曜日)には、志津川小学校、入谷小学校、志津川中学校の3小中学校の入学式が行われます。

無料シャトルバス運行開始

南三陸町と書かれた紅白のツートンカラーのマイクロバスが屋外のバス停前に停車している写真

撮影:平成23年5月9日(月曜日)

今日から、病院や役場への移動手段として、無料シャトルバスの運行を始めました。ルートは全部で11路線で、べイサイドアリーナと町内の各地区、登米市横山などを結びます。
公立志津川病院での受診のために利用された方からは、「自家用車を持っていないので大変助かる。」、「タクシーに乗れば片道2千円程必要なので、このバスに乗ってきた。これからも利用したい。」などの声が聞かれました。
なお、写真は、志津川歌津線を利用される方を、ベイサイドアリーナバス停で撮影したものです。

無料シャトルバスのダイヤについては下記のPDFファイルをご覧ください。
臨時無料シャトルバスのダイヤ

志津川高校旧職員有志の会から義援金をいただきました。

町長が義援金の白い封筒を手に中央の椅子に座り、志津川高校旧職員有志の会の皆さんと一緒に写っている記念写真

撮影:平成23年5月8日(日曜日)

5月8日(日曜日)午後1時から、ベイサイドアリーナ事務室で義援金の贈呈式があり、志津川高校旧職員有志の会の渡邊義之代表が、有志の会の方々からの義援金を町長へ贈呈されました。
渡邊代表は、「未来のために少しでもお役に立てれば」と話され、町長は、心遣いに感謝するとともに、一日も早い復興のため、いただいた義援金を大切に活用させていただく旨、お礼を述べました。

楽天ふれあい教室

広々としたグランドにユニフォーム姿の楽天イーグルスの選手の皆さんと子ども達が集まり、一人の選手対子どもたち全員でじゃんけんをするなど、和気あいあいと交流している楽天ふれあい教室の様子を捉えた写真

撮影:平成23年5月7日(土曜日)

5月7日(土曜日)午後3時から、入谷小学校の校庭で「楽天ふれあい教室」が開かれ、地元の少年野球チーム約60人が、楽天の選手らと楽しいひとときを過ごしました。
この日入谷小学校を訪れたのは、楽天イーグルスから丈武選手、楠城選手、山本選手、川井選手、ジュニアコーチからは今関コーチと中浜コーチの計6人です。
軽く準備体操をしたあとに、打撃練習と守備練習に分かれて夢のプロ野球選手とのふれあいを楽しみました。
楽天スタジアム部地域興行チームの長田洋さんは、「南三陸町では、毎年イースタンリーグの試合を開催しており、今年も開催する予定になっていましたが、このたびの震災で中止することになってしまいました。楽しみにしていた子どもたちのために、少しでも元気になってほしいと思い、今日はみんなで来ました。」と話してくれました。
なお、写真は、練習後に行われたじゃんけん大会の様子です。じゃんけんで勝ち残った子どもたちには、選手の名前入りグローブやバットなどが贈られ、満面の笑みと歓声が青空に響いていました。

(補足)今後もこちらのコーナーで町の話題などをお届けしていきます。

戸倉小学校の体育館が完成

真新し体育館に全校児童の皆さんが整列しており、演台の前に立つ赤い花飾りをつけたスーツ姿の男性が挨拶をしている様子の写真

撮影:平成23年3月1日(火曜日)

3月1日(火曜日)、昨年の6月から工事が進められていた戸倉小学校の体育館が完成し、「引継ぎ式」が新体育館で行われました。
引継ぎ式には、町や学校関係者のほか、戸倉小学校の全校児童が参加し、待ちに待った新しい体育館の落成を祝いました。
初めに、町長から教育委員長に体育館の引継ぎ書が交付されたあと、麻生川校長先生に鍵が手渡され、児童代表と一緒にテープカットが行われました。
引継ぎ式が終わり体育館が開放されと、子どもたちは、アリの子を散らすように体育館のなかを走り回り、新しい体育館の完成を喜んでいました。

健全育成カルタ大会

黄緑色のお揃いの上着を着た補導員協会の方々が笑顔で見守る中、中央の女性が札を読み上げており、室内に並べられた大きなかるたの絵札の中から読み上げられた絵札に向かって子ども達が駆け寄ってきているかるた大会の様子の写真

撮影:平成23年2月10日(木曜日)

2月10日(木曜日)、志津川地区放課後児童クラブで「健全育成かるた大会」が行われ、放課後児童クラブを利用する小学1年生から3年生の子どもたち約30人が、かるたを楽しみながら社会のルールを学びました。
この催しは、子どもたちが楽しく遊びながら、「良いこと」と「悪いこと」を学べるよう、南三陸地区補導員協会などが主催したもので、かわいい絵が描かれた手作りのかるたを使用して行われました。
この手作りかるたは、県内の大学生で組織する健全育成ボランティアの「ポラリス宮城」の皆さんが作ったもので、A3判ほどの大きさの紙に、1枚1枚絵の具で絵が描かれ、ていねいにラミネート加工されています。
かるた大会は、集まった子どもたちを10人位ずつに分けて行われ、補導員協会のメンバーが、「あいさつは、あかるく、げんきに、はっきりと」などと札を読み上げると、子どもたちは、一生懸命にお目当ての札を探していました。
かるたの最中、1枚の札に大勢の子どもが飛び込んで、頭と頭がごっつんこする場面もありましたが、仲良くじゃんけんで勝者を決めるなど、ちゃんとルールを守りながら楽しんでいました。

マウンテンマウスふれあいコンサ−ト

法被姿のマウンテンマウスのお二人が室内の会場でギターを演奏しながら歌い、子どもたちが笑顔で手を叩いたりしながら一緒にコンサートを楽しんでいる様子を写した写真

撮影:平成23年1月28日(金曜日)

1月28日(金曜日)、入谷小学校の多目的室で「マウンテンマウスふれあいコンサート」が行われ、全校児童105人と一緒に、歌や踊りの楽しい時間を過ごしました。
マウンテンマウスは、山口県周防大島出身の兄妹デュオ(兄:まーしー、妹:まぁちゃん)で、全国各地の学校や施設などでコンサートを開いています。
この日も、「ロロロンカッポ」などの楽しい曲を披露。子どもたちは、ジャンプをしたり大きく手を広げたりして一緒に歌っていました。
また、コンサート終了後には、お礼の言葉や花束のほか、子どもたち全員で育てて収穫した「古代米」がプレゼントされ、マウンテンマウスのお二人も、入谷ならではの贈り物にとても喜んでいました。

(補足)マウンテンマウスの詳しい情報は、下記サイトをご覧ください。
>>マウンテンマウス公式ホームページ

キラキラ春つげ丼 試食発表会

和室の畳の上に低いテーブルが設置された会場で、調理師が手前で牡蠣などの食材の準備をする中、海産物などの料理が机の上に並び、町長や関係者の方々が試食を楽しんでいる様子の写真

撮影:平成23年1月13日

1月13日(木曜日)、南三陸町飲食店組合が企画・販売している、キラキラ丼シリーズの春バージョン「キラキラ春つげ丼」の試食発表会が南三陸ホテル観洋で行われました。
このキラキラ丼シリーズは、春・夏・秋・冬と、季節に応じた旬の味が楽しめる人気のシリーズで、雑誌やテレビなどでも紹介され、県内外からも大勢のお客さんが食べにきています。
今回の春つげ丼は、JA南三陸の商標登録となっている「春告げやさい」を使用するということから、南三陸町飲食店組合とJA南三陸の強力なコラボレーションが実現。きれいに盛り付けされた新鮮な魚介類と春告げやさいは、まるでお花畑のようでした。

(補足)春つげ丼の詳しい内容は、南三陸町飲食店組合のホームページをご覧ください。

南三陸町飲食店組合ホームページ

平成23年消防団等出初式

屋外の会場で山々を背景に、複他の団員が縄で梯子を支えている三本の高い梯子の上から消防署員が餅を空中に投げ、下に集まった人々がそれを受け取ろうとしている餅まきのの様子を写した写真

撮影:平成23年1月4日(火曜日)

新年明けましておめでとうございます。

南三陸町消防団と南三陸町交通指導隊の出初式が、1月4日(火曜日)に荒島パークで開催されました。
恒例となった「はしご乗り」では、消防署員の見事な演技に、大勢の見物客から温かい拍手が送られました。
写真は、一斉放水の後に行われた餅まきの様子です。

親子しめ縄づくり体験

藁を束ねた縄を高齢の男性が両手で捩じ上げ、参加者の親子がその手元を真剣な表情で見つめている親子しめ縄づくり体験の様子の写真

撮影:平成22年12月10日(金曜日)

12月10日(金曜日)、歌津中学校で親子しめ縄づくり体験が開催され、178人の生徒と75人の保護者がしめ縄づくりに挑戦しました。
初めに、講師を務めた小野實さんから「しめ縄は、悪いものが入ってこないようにするための神聖なものであるので、ふざけたりしないでください。」と、しめ縄づくりの際の心構えなどが話されると、3つのグループに分かれて作業に入りました。
毎年恒例の行事となっているため、2年生と3年生は既に経験済みで、中には上手に「縄ない」をして、すぐに完成させる生徒もいましたが、1年生はほとんどの生徒が初体験!なかなか「縄ない」ができずに、お父さんやお母さんまたは講師の先生に手伝ってもらいながら悪戦苦闘している様子でした。
出来上がったしめ縄は、各自で家に持ち帰り、お正月飾りにするそうです。

東北電力と災害時における電力復旧の協力協定を締結

「災害時における電力復旧の協力に関する協定調印式」の幕が掲げられる中。町長と東北電力会社の代表者が協定書を一緒に持ち、固い握手を交わしている調印式の様子の写真

撮影:平成22年11月24日(水曜日)

11月24日(水曜日)午前10時から、南三陸町防災対策庁舎で、南三陸町と東北電力気仙沼営業所による「災害時における電力復旧の協力に関する協定調印式」が執り行われました。
災害時における電力の被害は、町全体を麻痺させ、応急対策を実施するうえでも大きな支障となる要因となっています。
東北電力は、指定地方公共機関として、これまでも、防災対策の実施責任者として、当地域の防災活動に貢献いただいておりますが、この協定を締結することにより、災害情報の迅速な提供、交通支障となる倒壊電柱の優先除去など、一層の迅速かつ確実な災害応急対策が講じられることになります。

合併5周年記念式典で町民憲章初披露

舞台では制服姿の各中学校の代表の生徒3名が町民兼所を読み上げ、会場の客席に立つ出席者全員が手元の資料に目を落とし、あわせて唱和している様子の写真

撮影:平成22年11月3日(水曜日)

 11月3日(水曜日)午後1時から、ベイサイドアリーナ文化交流ホールを会場に「南三陸町合併5周年記念式典」が開催され、南三陸町功労者表彰や宮城大学との連携協力協定の締結式が行われたほか、新しく制定した「町民憲章」が初披露されました。

 この町民憲章は、協働によるまちづくりを念頭に町民参加による制定を目指し、広く町民の皆さんからキーワードや意見を募集したほか、町内の学識経験者等で構成する南三陸町町民憲章検討委員会を設置し、素案の検討を行いました。

 式典会場では、歌津中学校の阿部有希さん、志津川中学校の高橋優大さん、戸倉中学校の及川真美さんの3人がステージ上で町民憲章を読み上げると、会場に集まった約400人の出席者全員がそれに合わせて唱和しました。

 町民憲章は次のとおりです。

 平成十七年十月、志津川町と歌津町がひとつになり、南三陸町が誕生しました。わたしたち南三陸町民は、豊かな自然と人々の絆を大切にし、希望にあふれる未来を拓くため、ここに町民憲章を定めます。

南三陸町民憲章

わたしたちは、
この素晴らしい町に暮らしながら
共に成長してゆくことを願って
ここに、希望の姿をうたいます。

海のように広いこころで
 魚のようにいきいき泳ごう

山のように豊かな愛で
 繭のようにみんなを包もう

空のように澄んだ瞳で
 川のように命をつなごう

大きな自然の手のひらに
 抱かれている町 南三陸