岩の表面に大きな節足動物の姿が化石として刻まれているクダノハマギョリュウの化石の写真

 ウタツギョリュウが発見された館崎の海岸から1キロほど離れた管の浜の海岸で見付かった魚竜化石で、当初、ウタツギョリュウと同種かと思われていましたが、詳しい調査の結果、400万年ほど新しい時代の別の種類の魚竜であることが分かり、クダノハマギョリュウと名付けられました。魚竜館は、このクダノハマギョリュウの化石をすっぽり覆う形で立てられており、発見時そのままの状態が保存されています。
【2006年06月12日 歌津「魚竜館」にて撮影】