断層のように縞模様のある大きな崖の前で、白い帽子と青い体操服姿の生徒たちがリュックを背負いながら熱心に見学しているジュラ紀地層海岸の写真

 南三陸町付近のジュラ紀層は三畳紀層に四方を取り囲まれるように分布していますが、このうち細浦から志津川街区までの海岸沿いは、観察に適したジュラ紀の各年代の地層が整然と連なっており、化石も豊富に産出することから、古くから研究者の注目を集めてきました。そのため「韮の浜層」「細浦層」「荒砥崎層」「荒戸層」「袖浜層」と、町内の地名を冠した地層区分が使われています。写真はホソウラギョリュウ化石の産出地付近です。【2006年06月24日 志津川細浦にて撮影】