山の斜面に深い谷が刻まれ、頂上が見える冬枯れの山の写真

 童子山の奥に聳える標高412.0メートルの尖った山です。藤原秀衡公の時代、入谷の里に仇なす龍福・弥惣という蝦夷がこの山中に棲み付き、これを退治するために使わされた義経主従の縦横無尽の活躍が入谷の伝説として語り伝えられていますが、その際に見張り役三人がこもった山なので「三人立」なのだと言われています。別には、太古津波で何もかもが流されたときに、この山に駆け上がった三人だけが助かったことから山名になったのだとも伝えられています。【2004年04月08日 入谷童子山頂から撮影】