川と道路が並んで走り、その先に丸みを帯びた山々が見える長閑な町の写真

 戸倉荒町の奥に見える標高306.1メートルの山で、旧津山町(現登米市)との境界をなしています。国道45号線の横山峠はこの山の北麓を通っていますが、藩政時代のいわゆる気仙道もほぼ同じルートを取っており、現在では失われていますが、古い図面には峠道の両側に一里塚が築かれていたことが示されています。山麓には戸倉側にも津山側にもたくさんの金採掘跡やそれにちなんだ地名が残されており、往時は黄金の山としても賑わったようです。【2006年06月29日 戸倉荒町から撮影】