木々の間から緑の山が見え、初夏の澄んだ空気を感じる森の中の写真

 翁倉山の東に位置する標高386メートルの山で、水戸辺川下流からは三角形の整った姿を見ることができます。北斜面の急峻な尾根筋にはイヌブナやキタゴヨウなどからなる貴重な植生が残されており、森林性の野鳥も多く見られます。山名から考えて、小綱木山の東南に位置する大森貝山が綱木山あるいは大綱木山かと思われ、このふたつの山の鞍部が追波川方面へ越える古い峠道だったのではないかと想像されます。【2006年05月21日 戸倉切曽木山中腹から撮影】