縦長の石碑で、表面には縦書きの文字が刻まれているが風化や苔で判読しにくくなっている金毘羅大権現碑の写真

 香川県琴平町にある象頭山金刀比羅宮は航海安全の神様として古来より漁師や船乗りの信仰を集めています。江戸時代中期に金毘羅参りが流行し、海難除け祈願のために金毘羅講が組織され多くの人々が讃岐の金毘羅さんのお参りに行きました。漁業を生業とする人々が多い南三陸町には41例にのぼる多くの参詣記念碑が残されています。

【写真:「歌津町の文化財」より】