海辺の神社で伝統的な衣装を着た人物が舞を演じ、周囲には竹を手にした人々や太鼓を叩く演奏者が集まり、例祭が行われている様子が写っている写真

 かつて瀧不動と呼ばれた荒沢神社には、鎌倉時代の文覚上人の伝説や、太郎坊・次郎坊の巨木伝説など様々な伝承が残っています。和光院とも呼ばれ、藩主のご朱印を賜るほどの格式がある寺院でもあり、社宝には奥州藤原家ゆかりの紺紙金泥大般若経一巻が伝わっています。祭日は元々正月、6月、9月、11月の28日に行われていましたが、現在は春の例祭として神楽が奉納されています。

【2006年04月25日撮影】