林の中に設けられた竹製の簡易な舞台で、伝統的な衣装を身にまとった人物が神楽の舞を披露し、それを観客が座って見ている写真

 大宝年間(701年ころ)に役行者により開基されたといわれているこの神社は、後に源義家が建替え、さらに本吉四郎高衡、千葉大膳重継が代々祭祀してきたと伝えられています。毎年3月26日に祭礼がおこなわれ、神輿が山を下りて巡行します。その日、近在の親は子どもを連れて山頂の神社に参詣しますが、その際に小さな鎌と杉苗を携え、杉苗は山に植えて子どもの健やかな発育を祈ります。

【2006年04月26日撮影】