木々に囲まれた場所に、朱色の柱と屋根を持ち正面に鈴の付いた賽銭箱が置かれている小さな社が建っている雲南神社(入谷桜沢)の写真

 「ウンナンさま」、「谷地雲南観音」ともよばれる神社で、江戸時代にこの地方に養蚕の技術を伝えた山内甚之丞(1695~1778)を合祀しています。「ウンナン」には運南、宇南の字があてられることもあり、宮城県・岩手県に分布しています。ウンナンさまの神使としてウナギが知られており、この神様は水神・田の神とされています。

【2006年1月13日撮影】