木造の小さな拝殿が正面から写され、正面には注連縄が張られ、賽銭箱が置かれている玖須師神社(歌津港)の白黒写真

 港浜にある神社で、大巳貴神、小名彦神(オオナムチノカミ、スクナヒコナノミコト:オオナムチは大国主の別称で、農業や商業の神様であるとともに縁結びの神様とも言われます。スクナヒコはオオナムチの対の神といわれ、大国主の協力神とされています)の二柱を祭神としています。小名彦神は医薬の神様とも言われていることから、薬師(玖須師)の名が付けられたのかもしれません。創建は不明ですが、往古の昔よりこの地に鎮座していると伝えられています。

【写真:「歌津町の文化財」より】