木々に囲まれた中に建つ、素朴な板張りの小さな神社の社殿を写した白黒写真

 稲渕八幡神社は、誉田別命(ホンダワケノミコト:第15代天皇である応神天皇の別称で、八幡大神とも呼ばれます)を祭神とする神社です。創建年代は不明ですが、文治年中(1185~1189年)、葛西氏の臣、千葉刑部が社殿を再建し、鎮守としてあがめ祀ったと伝えられています。当初は八幡大菩薩と呼ばれていましたが、明治維新の時、菩薩の名号を廃し、八幡神社と改称しました。

【写真:「歌津町の文化財」より】