タイル張りで二つ口が並んだ「かまど」の写真

 ガスや電気が普及していない時代には、煮炊きは写真のようなカマド(南三陸では「クド」という呼称もあります)でマキ(木材)を燃やして行いました。写真のようなカマドは近年の
ものですが、古くは土や粘土などで成形(「ツチクド」とも呼ばれます9し、上部に鍋や釜がすっぽり入るような穴をあけて、下から火をくべて煮炊きしたものです。

【2009年04月撮影】