室内に展示された大きな木製の「はたおり機」の写真

 南三陸では、普段着とする衣服は町の商店や柳津からの行商人から木綿布や毛織物を買い自分たちで作っていました。また木綿糸を購入して写真のような機織り機で織る家庭もありました。入谷地区では養蚕が盛んだったこともあり、昭和20年代までは自家用の絹織物も織られていました。

【2006年1月13日 ひころの里シルク館にて撮影】