稲が実った田んぼで、1人はかがんで稲を束ねており、2人は刈った稲を持っている収穫風景の白黒写真

 田植えが終わると、水の管理と雑草の排除がひと仕事となります。用水に沢水を利用するしかないこの地方では取水口に低温に強い餅稲などを植えることで対処していました。草取りは夏の土用前に3回行いました。
 9月中旬頃、稲穂が頭をもたげると、ユイの仲間とともに稲刈りを行いました。稲刈りの道具には薄刃の草刈り鎌を使いました。

【「志津川町誌」使用写真より】