カッパを着た漁師が、岩場の近くに小型の漁船を停めて海に網や仕掛けを下ろしたり、箱メガネで海底を覗きこんでいる様子の写真

 南三陸のアワビ漁は、船から箱メガネで海底を覗き、一本爪のアワビカキで採取します。アワビの採取は、資源保護のため明治中期から採取時期の規制がされていました。毎年11月1日以降に天候と潮の加減を見て、一日ごとの口開け・口閉じ制とし、採取できる大きさも3寸(約9.1センチメートル)以上としました。