数人の漁師が、並んだ小型の漁船から身を乗り出して海の中をのぞき込んでいるウニとりの様子の写真

 ウニ食の歴史は浅いといわれていますが、藩政末期に塩ウニを藩主に献上したという記録が残っていることから、沿岸の人々は早くからウニを食用として採取していたようです。
 現代のウニ漁は、船から箱メガネで海底を覗き、二本爪のウニカギを使って漁を行います。ウニは海藻類の豊富な場所に生息しているので、採取の際にはあらかじめ鎌で海藻類を刈り取っておきます。

【2005年06月30日 志津川荒砥崎沖にて撮影】