草むらに置かれた直径44センチの金挽き臼で、表面に同心円模様が見られる金挽き臼の写真

 大上坊の旧家の庭先にある直径44センチの金挽き臼で、本来は上下二個セットですが、これは下臼のみで上臼は失われています。見たとおり回転運動を用いる臼で、上臼と下臼のあいだに細かく砕いた鉱石を入れ、重量のある上臼をぐるぐると回転させることで粉成します。同心円模様は鉱石が擦れた跡です。 【2004年9月4日撮影】